教科書やテキストのおさがりプロジェクト

大学でやっていた節約で、一番有意義だったのが、この教科書テキストおさがりプロジェクトです。
大学で使うテキストというのは、意外と値段が高いものばかりで、新学期になるたびに、数万円のお金がかかってしまっていました。大学の教授が書いた本ばかりですので、アマゾンなどで安く買うこともできません。また、そのころには近所に大型の古本屋さんなどもありませんでしたので、中古を買うこともできませんでした。
もともと、寮に入っていたり、サークルに入っていたりして、同じ授業を取ったことのある先輩がいたりすると、先輩から譲ってもらえるという後輩の子もいました。そういった教科書は、代々先輩から後輩に受け継がれていっていました。ただ、それが出来るのはつながりのある学生だけでした。また、寮では、そうやって個人的におさがりにしていくだけではなく、寮ごとに、共有のスペースにいらなくなった教科書を置いて、使い回したりもしていると聞きました。
その話を聞いて、いいな、うらやましいなと思った私やその周りの友人たちで、もっとそういうのを大学全体でできないかと考えたのが、その教科書テキストおさがりプロジェクトのはじまりでした。
先輩の方も、終わってしまった教科書を全部大事に取っておく人というのは、そんなにいませんので、やり場に困っている人も多数いました。それで何人かに声をかけて、基本的に無料でゆずってもらうことができました。それを一定量ためて、たまったらリストにして、欲しい学生に対して掲示します。それを見て、欲しいと思った学生は、締め切りまでに名前をエントリーします。複数いる場合は抽選にして、結果をアップして、後は引き渡すだけです。スケジュールをあらかじめ決めてしまえば、そう大変な手間でもありませんでした。
それで、毎学期にかかっていた教科書代を考えると、結構な額を節約できたんんじゃないかと思います。みなでプロジェクトとしてやっていましたので、楽しかったのが何よりの思い出ですし、とても有意義だったなと今でも思います。